やまとパートナーズのサービス内容

戦い方を示す「財務・税務デューデリジェンス」

  • 世界的にスタンダードといえるデューデリジェンスを提供できる体制を有しています。その前提の上で、カスタマイズを本領とし、依頼企業の課題、個別の要請に対応し、コミュニケーションの過程から報告書に至るまで、戦い方が明瞭に見えるような調査サービスを提供します。
  • クロスボーダーを含む、大型・複雑な案件への対応経験を活かしつつ、売上が小さくビジネスモデルが複雑なベンチャー企業、中小規模の案件、変則的な調査にも喜んで取り組んでいます。対象会社が海外企業のケースや、英文報告書にも対応できるのが一つの強みです。
  • DDの平均期間は3-4週間ですが、案件の要請や性質に応じて、短納期の案件や簡易な調査も多く提供しており、逆に長期間の案件もお任せください。

あらゆる状況の解決に向け、明確な違いへと導く「ディール・アドバイザリー」

  • コーポレートファイナンス業務から、投資家が実施する調査検証のサポート、財務会計に絡む企業の課題に対応するアドバイザリーを広く提供します。クライアントも、大手企業はもちろんのこと、M&Aに慣れていない中小企業、ベンチャー企業、欧米企業、中国企業など、多岐にわたっています。
  • その名称を問わず、プロジェクト進捗支援、ストラクチャリングのアドバイス、数字の正確性や開示資料の検証、内部統制の支援、プロセスの進捗を確認するコンサルティング、適切な専門家の紹介、会社のチームの一員として機能するアドバイザリーなど、理知的な分析とコミュニケーションをうまくバランスした支援を提示します。
  • やまとパートナーズの本領は、企業の課題に即した財務アドバイザリーであり、双方代理でのM&A仲介は行っておりません。

意味を持たせる「価値分析(Valuation)」

  • 交渉目的、社内意思決定、制度対応目的など、価値分析が必要とされる背景を理解し、その背景に十分に配慮した価値分析(Valuation)サービスを提供しています。
  • マルチナショナル企業の評価、利益の乏しいベンチャー企業、WACC等のパラメータの設定に困難が伴う価値分析にも多く対応しています。
  • デューデリジェンスの延長として、簡便的な価値分析結果を提供することも多く行っています。価値分析に限りませんが、小回りの利く小料理屋に来た感覚で、「こういうことはできますか?」というのも是非ご相談ください。

会社概要

名称やまとパートナーズ株式会社
Yamato Partners Corporation
所在地〒105-0003 港区西新橋1-6-13 虎ノ門吉荒ビル6階
代表者小黒 健三 (Kenzo Oguro)
設立日2017年1月23日
連絡先Tel:03-6435-7672
Fax: 03-6435-7671
Email : admin@yamato.partners
事業内容- M&Aアドバイザリー
- デューデリジェンス
- 株式価値算定
- IPOコンサルティング
- 不正調査業務

ご挨拶

やまとパートナーズ、代表は小黒健三を聞けば、中国・アジア中心のクロスボーダーM&A支援が専門、と思うはずです。それは正しいです。それを前提に、やまとパートナーズが大切にしていることは、専門家としての誠実さ、礼節だということは改めてお伝えしたいことです。

チームのディール実績数は500件を超えており、案件の成否や濃淡はあれ、大企業や大型案件はもちろん、スタートアップの案件、管理体制が壊滅的な案件も含めて、これまでどんな案件でも何とかしてきた、と言い切ることができます。1990年代のM&A市場が認知されていない時代から並走した自負もあり、案件も概要を聞いただけで、何をすべきか、着地はどうすべきかある程度見えてしまう-楽勝案件は1件もないのですが-という境地になります。私が敬愛する先輩、同僚、後輩、また、他のプロフェッショナルや、企業人もこの感覚は共感していただけると思います。

こうした状況では、クライアントや、またターゲットに対しても、その気になれば、自己の利益を追求するべく騙すこともできます。実際、そうやっている専門家もいるようには見え暗澹たる気持ちとなります。やまとはそうした不誠実には絶対に乗りません。古臭いと言われようが、公正さ、誠実さを失うぐらいなら降ります。こうした心構えは、やまとグループの重要な土台でもあるのです。

1つ1つの案件に対し真摯でフェアーに向き合い、どうずれは依頼者にとってよいことか、対象会社や利害関係者にも礼節を忘れない、これが20年以上にわたり私が心がけてきたことです。クロスボーダー、英語を含むコミュニケーション、バランス感覚、現代では空気のように当たり前のことであり、その中での案件に向かう心構えは、AGC時代、PwC時代、独立時期、組織化したやまとパートナーズを通して変わらない、私の差別化の一つ、社会貢献の形でもあります。

やまとは一見、線が細いと見えるでしょう。ただし、私達は、ロマンティズムを秘めながらも、合理的で科学的な形で相手を殺すほどの冷たい破壊力をもっており、それがやまとの目指す姿だというこことは、これを読んでいただいた方には、どうしてもお伝えしたかったことです。

小黒 健三  Kenzo Oguro

やまとパートナーズ株式会社代表取締役。やまと監査法人シニアパートナー。専門は、クロスボーダーを含むM&A支援と財務分析。

旭硝子㈱(現AGC㈱)の経理勤務の後、転職先の北関東(栃木・群馬)の飲食チェーン・オーナーの勧めで公認会計士2次試験を受ける。1998年青山監査法人(現PwCあらた監査法人)に入所し、国内外クライアントの監査やIPO支援を経験したのち、2000年からはM&Aアドバイザリーを専門とする。

M&A先進国であった外資企業の案件、大手総合商社の買収案件、大手電機メーカー同士の統合案件、地方の再生支援案件等の経験を活かし、2004年秋から、Big4の日本公認会計士初として、PwC中国上海のアドバイザリー部隊に駐在し、沸騰する中国で日本企業の投資展開と葛藤をともにした。2008年に帰国し、PwCのJapan-China Deals Teamの責任者として、アジアの大型案件を中心にクロスボーダーディールを多く支援した。

2013年に法人設立とともに独立。2014年11月、やまと監査法人の創業パートナーとなる。2016年、やまとパートナーズ㈱を設立し、代表取締役就任。

20年強のキャリアでのDDや価値分析を含めたM&A支援実績は、250-300件程度、うち、約半分程度がクロスボーダー関連である。過去に美術家を志した観察力、経験を生かした分析力、持ち前の親切心を組み合わせ、依頼者を失敗させず、勝利に導くための考察とフェアなコミュニケーションをモットーとする。

アクセルパートナーズ株式会社取締役、㈱東京木材相互市場社外監査役、デンマーク企業の子会社PureteQ Japan㈱監査役、アウェイ建築評価ネット㈱監査役を兼務している。

東京大学経済学部卒業。共著に「アジアM&Aガイドブック」、「財務デューデリジェンスの実務」(共に中央経済社)等。人材育成塾主催の「M&A実践実務講座」など、講演セミナー数50超。日本ソムリエ協会認定Wine Expert。東京都生まれ、埼玉県育ち。